皆様、こんにちは~
私のblogで、最も多く読まれている記事は、「有痛性外脛骨症のテーピング」と「甲出しのストレッチ」なのです。
最近、バレエダンサーの有痛性外脛骨症が続いて来院しました。
有痛性外脛骨症といっても症状によってテーピングが必要な場合と、必要ない場合があります。
今回は、有痛性外脛骨症で来院したのですが、
テーピングが必要なかったケースを書きたいと思います。
モデルさんは、ジャズダンスとバレエをしている20代のダンサーYさんです。
Yさんは、足の甲が少しだけ硬いのですが、
トウシューズを履くのに支障があるほどではありませんでした。
★足の甲が硬いと、足の甲を出そうとして足裏をぎゅっと縮めて使うことが多く、
そのことでつま先やかかとを遠くに伸ばすことができない場合があります。
★ルルベをするときは、足底筋群だけでなく、足背筋群の同時収縮を意識しながらかかとを上げることが重要です。
(135)足のトレーニング 42(シーテッドカーフレイズ、カーフレイズ)(足をケガしないためのルルベ)
https://www.ikejimasekkotsuin.jp/column/5279/
Yさんは、反張膝がありましたので、
セラバンドでの膝の伸ばし方をアドバイスすると、すぐにできるようになり、
ターンアウトのやり方までわかってくれました^^
(63)膝の伸ばし方(反張膝・X脚)(12歳の男性ダンサー)(足裏で床を押す)
https://www.ikejimasekkotsuin.jp/column/2714/
また、膝を後に押し付けない立ち方の指導でも、彼女は直ぐに理解し、
その後、ルルベとプリエを何度も何度も繰り返しながら、
膝を後に押し付けない膝の伸ばし方の感覚をつかんでいきました。
素晴らしい感覚を持ったYさんです。
最後に、Yさんに「甲出しのストレッチ」と「距骨の後方誘導」を指導しました。
(84)「甲出しのストレッチ(足首や足の甲はどこまで底屈できるか?)」
http://blog.livedoor.jp/ikejimasekkotuin/archives/39567704.html
(81)色々な足 70(22歳のバレエダンサー)(距骨後方誘導タイプにお勧めのストレッチ)
https://www.ikejimasekkotsuin.jp/column/3297/
★「甲出しのストレッチ」で踵骨や距骨を末梢に引き出す手技をやると、
足関節や足部の底屈可動域が増して甲が良く出るようになるのですが、
彼女の足が距骨後方誘導タイプなので、
ルルベをするとグラグラして安定が悪くなってしまうのです。
★そこで、「甲出しのストレッチ」で踵骨や距骨を末梢に引き出す手技をやったあとで、
距骨を後方へ押し込む手技をやることで、ルルベが安定しました。
動画を撮らせて頂きましたので、ご紹介します。
https://youtu.be/Cn0VdIbFtsU?si=YJJYmmeWOOFgNgTZ
https://youtube.com/shorts/Y6h2LgIGnzY?si=UWtCg8Ug4uu_mY5h
https://youtu.be/dQfyiNVj_fo?si=XNOPAORSyxj8r5x-
Yさん、頑張ってくださいね~!!
心から応援しています!!!
いけちゃん
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★新ストレッチ総集編
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★新色々な足総集編
https://www.ikejimasekkotsuin.jp/column/2992/
★新テーピング総集編
https://www.ikejimasekkotsuin.jp/column/2996/
★新足底板と靴の総集編
https://www.ikejimasekkotsuin.jp/column/2998/